BioBrick
DNAパーツを標準化せよ
バイオブリックは標準化を目指したDNAパーツである。パーツの標準化により、バイオシステムの開発を促進する狙いがある。バイオブリックは共通のインタフェース(今日つの制限酵素サイト)を持つように設計されている。これにより遺伝子の加工、実装、機能予想が簡単になる。
パーツの機能単位
生物学的パーツの性能を測る単位となるのは転写・翻訳速度である。
- PoPS (Polymerase per second) :RNAポリメラーゼがDNAのある一点を1秒間に通過する数
- Rips (Ribosomal initiations per second) :リボソームが一定のmRNAのある一点を1秒間に通過する数
iGEMでつくり、NEBが売る
パーツの開発はiGEMの各チームが行い、レジストリーに登録される。レジストリーに登録されているパーツは大手試薬会社のNew England Biolabs(NEB)とGinkgo BioWorksがBioBrick™ Assembly Kitとして販売している。